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1日8時間寝るとして・・・・・・・・

テレビを点けてM1グランプリの日だと気づけてよかった

 ブログのタイトルを雑記帳としているが、自分でも笑ってしまうほど日記帳にしかなっていない。そろそろ「雑記帳改めただの雑記だよ」から「雑記帳改めただの雑記より日記帳でした」に変えた方がいいのかもしれない。知りもしない他人が銭湯に行くか行かないかで迷った話を読みたい人など片手で数えるまでもいないだろう。

 昨日はNHKのドキュメンタリーで暗い話を見た。ざっくりいうと日本で悩ましい家族の問題だった。その中では父が日々の心情を綴った、毎日欠かさずにかなり多めの文量で書かれた日記が、生活の様子を知る鍵として何度も出てきた。

 書いていた本人も誰かに見せるためではなく、自分の気持ちを抑えたり、整理するために記していたのだろう。もちろんノートに手書きで丁寧に文章として残されていた。正面から言いたいことを相手に伝えるのが正解かどうかの苦悩、言えないけれども思っていることが正直に書かれていた。

 私は人からもらった分厚いダイヤリーブックも、日記帳にするぞと意気込んで三日も続かず数年後見返してその存在に気付く人間だ。明日は違う風が吹くさと思える人間でありたいし、昨日のことなど忘れるぐらい今が忙しい方がいいとも思っている。そして性格があまり好くなく、鼻で笑ってしまう癖も直らない。でも人に笑われることは嫌いではなく、このブログを続けられているのも、こんなどーでもいいことを打ち続けている暇なやつがいるもんだと題名を見て馬鹿にして読まずに違うことをしてほしいぐらいだとと思えているからだろう。(無駄なことをしている人を見るとイライラしてしまう人が多いのは分かっているつもり)(怒っている人はこのブログに辿りつかないはずだというのが前提)(読んでくださった方を馬鹿にする気持ちは一切ない)(ややこしい照れと感じとってもらいたい)

 昨日更新した記事のメインテーマである「銭湯に行く」は今日も達成されなかった。日曜の夕方に混んでいるのは目に見えているし、十分すぎる睡眠で体も軽かった。そして450円が惜しいと思う精神状態だった。この調子でクリスマスを通り越し、年明けにお邪魔する説が濃厚になっている。

 ちょくちょく触れている勝負については、相変わらず状況は悪い。ただそりゃ勝つこともある。昨日は勝てた。今日もやるかと昨日もさんざん悩んだが、起きて気が変わった。やっていないものは何とでもいえるが、やっていたら恐らく勝てた。ただ戦わない選択をした自分を褒めたい。やらないのが正解であるというのは今後一生変わらない。

 やっとMの字を打てる。M1グランプリチャンピオンがまた1組誕生した。錦鯉のおふたりおめでとうございます。長い長い優勝者発表前の待ち時間、インディアンスか錦鯉だろうなと予想し、錦鯉が連続で表示された時思わず泣いてしまった。そして長谷川さんの涙、審査員の方々の赤い目を見て、泣いた。

 全体として、高得点だった組がいつもより多かった気がする。はっきりとは分からないが決勝進出の得点が各三組とも例年1位ぐらいの高得点な気がした。敗者復活のハライチは、どんなネタをするんだとワクワクしたが、いつもと全然違うと驚かされ、こんなに熱く声を出す岩井さんもカッコいいと思った。ただビックリが強くあんまり笑えなかったのが正直なところ。

 オズワルドも去年見て面白さが分からないと、自分には合わないと外していたが、1本目は、私にも分かりやすく、腹筋がウっと来るほど笑わせてもらった。ただ2本目はまた、んインディアンスと錦鯉のほうが好きと思った。

 審査員の錦鯉に対するコメントで「馬鹿」というワードが何回も出ていたのが印象的だった。全力でやっている馬鹿を日常で笑うのは、性格が悪いと言われてしまうが、「漫才の作られたバカ」は大笑いさせてもらうのが、表現者に純粋なリスペクトを伝える正しさなのではと思った。そして面白いか面白くないかに年齢制限はないというのを改めて感じた。私のうがった見方的には、男性のほうが、年齢を重ねるにつれて面白くはなくなってしまうとなっているがそうではないのだろう。

 偉そうな鑑賞者の感想を続けてしまったが、私にとって毎年M1グランプリほど12月の楽しみはない。私の、おそらく隣の部屋から聞こえる女性の笑い声は今日も絶えない。来年はマスクなしの笑い顔がみえる日になってほしい。

 あっはははははは ええええええはっはっは パンパンパンパン