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1日8時間寝るとして・・・・・・・・

お母さんと女の子のあったかいねー

今週のお題「あったか~い」

 10日ほど前に更新した記事では、何気にアクセス数が増えていてどうしたもんかいのーと書いていたが、今確認したら安定の0か1に戻っていた。この記事でもトレンドワードや、買ったものなどを紹介したりする気はないので誰にも読まれないかもしれないが数日前にほっこりした話を残しておきたい。

 ほっこりする前に、寒さを感じると余計温まれるだろうということが好きな根がひねくれている私は、最近からっ風にさらされている。趣味で浪費してしまうのはよくある話で、何も驚くことはないのだけれど、その状態になっている。10月に入ったときは、あれミニバブルかと思うぐらいの現金がATMに行くと確認できたものだが、その勘違いが良くなかった。貯めていても夢は叶わないと、増やすために数字を追うようになって、アッという間に寒くなっている。普通ならクリスマスプレゼントどうしようかとウキウキする時期になってきたが、残念ながらそういう気分にはなれない。

 気持ちを整理するためにもこうやって書きだしたが、自業自得以外の何も浮かばないほど、はっきりした話だ。

 エアコンや電気毛布をまだ使っていないことを寒さに強いジブンとして誇りにしているが、やはり温まりたいという気持ちには勝てない。だけどユニットバスではシャワーのみ派なので、お湯を溜める気にはならない。

 銭湯通いたいバブルがここ1週間来ていた。3日連続で通った日もあった。部屋からほぼ等距離に2つの銭湯がある私は、かなり恵まれている。

 お前の話はどうでもいいんだという声が聞こえてきた。私が銭湯に行くときは、出掛けの帰りに寄るより、部屋からということが多い。部屋から銭湯に行くまでの道はほぼまっすぐの直線コースだ。おまけに下り坂もある。走ることがそこまで嫌いではない私の足は自然と回転数多く、止まらない。信号なども無視したいぐらいの勢いだ。

 1つ大体止まらされる信号がある。その後ろにはずっと入居者募集中のアパートがあり、1つの自販機がある。定価ではなくて、100円の飲み物が充実しているそれだ。どうしても買う人が何を買うのかチラ見してしまう癖がある。その日はお散歩中の小さい女の子とお母さんが自販機の前で止まった。先ず、女の子があったかーいの何かを買い、お母さんもあったかーいの何かを買った。二人とも温かい飲み物を握って、「あったかいねー」と確認し合っていた。

 私が書くとどれだけその光景を見て、ほっこりさせてもらったか伝わりずらいかもしれないが、銭湯を目指して寒さを我慢していた私の心はもう十分すぎるほど、温まっていた。

 ぽかぽかした気分で、銭湯でも温まった私はサンドウィッチも買い家に真っすぐ帰ればよかった。懲りずに勝負に向かい、暗い中負けて部屋に戻った。