420,480hour

1日8時間寝るとして・・・・・・・・

映画『Fukushima 50』で渡辺謙の迫力に・・・

 寝る前にスマホを触っている時点で自らイライラを迎えにいっているようなものだ。昨日の夜、人に見せるべきではない記事を更新してしまった。さっき削除したので、おそらく目にした方は今日のアクセス数からして4人。もうこのブログには2度とアクセスしてもらえないかもしれない。なんでもかんでも書いておけばいいものではないということで、ひっそりと200記事以上も公開している自ブログをパラパラっと振り返ってみた。定期的にiPhoneの写真フォルダを整理するように、要らないものは消そうと決めて。

 全世界に公開しているブログがどれほどあるのかは想像つかないが、軽く世界中の人口ぐらい存在している気がする。もちろん記事数は10もいかないものもあれば、1000を軽く超えているものもあるだろう。アクセス数が10000のものもあるだろうし、0か1なんてブログも存在しているのかもしれない(大抵のブログは10記事頑張って更新してアクセスが無ければ放置されて終わる気もする)

 結論からいうと昨日の吐き捨て記事以外消さなかった。お前の体重記録なんて誰が興味をもつかーいとツッコみを入れても、いやあの時の自分はボケてるわけではなく真剣に真顔であの記事を書いているだろうし、誰にも見られていなくても続けている自分を褒めてあげなければと自分可愛い沼に落ちる。

 昨日の記事で登場させた2人のキャラも、今考えればダラダラとネット上に文句を書いている自分よりもよっぽど真剣に生きているように思えてくる。現実でぶつかっているからこそ、口に出さなければ抑えられない感情が溜まっているのだろう。

 

 

Fukushima 50

Fukushima 50

  • 発売日: 2020/04/18
  • メディア: Prime Video
 

 昨日録画していたフクシマ50をハンバーガーにかぶりつきながら観た。日本アカデミー賞授賞式での渡辺謙の迫力はそのまま映画の中でもあった。上からの無茶な命令、次々発生する緊急事態に、時折現場で疲弊してきた作業員の姿を階段を降りて見に行きながら、行き場のない怒りを堪えながら指示を出す姿は、なんて表現したらいいのか言葉を探しても見つからないような、強さがあった。そしてなぜ原発の危険性を分かっていながら自然災害を甘く見ていたのか、現場ではなく、自らは安全な場所にいるのだろう上層の人間に対して私が腹を立ててもどうにもならないけれど、あらためて怒りは生まれた。

 今年度があと数日で終わる。その前にあと30分で明日が来る。