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1日8時間寝るとして・・・・・・・・

ゲームとの付き合い方は1日1時間が正解なのか

幼いころに目が悪くなるという理由で、ゲームを買ってもらえなかった反動から、お小遣いを貯めてこっそりゲームを買うことを覚えたのが中学生時代だ。

友達の家でしか遊べなかったゲームが自分の家で好きなだけプレイできるのは本当に幸せだった。まあそれと引き換えに失ったものは学校の成績だ。

ゲームの中毒性は恐ろしいものがある。気が付いたら一時間経っているなんてことはざらにある。それを職業と出来るならばいくらでもやっていても問題はないが、なかなか難しい気がする。

スマホゲームも年々進化していて、暇つぶしに困ることはない。高いスマホ料金、時間と引き換えに美しいゲームを楽しむことが出来る。

私はサッカーが好きなので、やはりウイイレのプレイ時間が一番長い。昔ならばゲームセンターに行き、プレイしている怖そうな兄ちゃんがプレイ中熱くなっている姿をびくびくしながら、観ていたものだった。煙草を吸いながら、ジュースを飲みながら、オンライン対戦で勝ち続けている姿はなんだかかっこよかった。

ウイイレアーケードにいくら費やしたのかは考えたくもない。ただあの空気の中で、隣にいるちょっと悪そうな大人、明らかに会社をさぼっている会社員、異常に指の動きが速いオタクっぽい人。わざわざ100円払ってでもプレイするだけドキドキ出来る環境だった。家でプレイするときには味わえない、博打感と、お金をを払ってプレイすることで得られる喜びと悲しみ。

今はどこのゲーセンに行ってもウイイレは見かけない。そりゃスマホで高いクオリティーのモノがあるからみんな通わなくなるのも分かる。

話は変わるが、昨日PUPGという戦闘型アクションゲームをインストールしてみた。もちろん、基本プレイ料金は無料だ。ゲーム内容はとてもシンプルで、100人のプレイヤーが無人島のような場所にまず飛行機からスカイダイビングする。1チーム4人で仲間たちと協力しながら他のチームと戦い、最後の一人を目指す生き残りサバイバルだ。

島には家だったり、車、大きな施設があり、まずプレイヤーは自分の武器を見つけていくことから始める。裸の状態からプレイが始まり戦闘服やヘルメットも調達するのだ。

大体ラスト10人になるまでのプレイ時間は30分から40分ぐらいなので長丁場のゲームだ。私は約2時間半もプレイしてしまった。おかげさまで朝起きた時、目は充血していた。それだけ中毒性が高い。

面白いのが4人の仲間で連携を取るためボイスチャットが使えることだ。4人全員、日本人であるときもあれば、全員国籍が違うこともある。何やらよくわからない民族音楽がバックで流れていることなんかもある。

ただ日本語が聞こえてくるのはやっぱり落ち着いた。私以外全員知り合いのチームに入ったときはお互いをあだ名で呼び合い、とても戦闘中とは思えないほど和気あいあいとした時間だった。仲間が死にかけているときはすぐにどこにいるから助けてという会話がでてきた。まさに助けあいのチームだった。そして熟練者だからなのか指示が的確でわかりやすかった。ゲームでも意思伝達能力が必要とされる時代なのだと驚いた。

ゲームはあくまで仮想空間で、非現実だからこそ楽しめていると私は思う。ゲームの中と現実がごちゃ混ぜになるほどプレイするのは自分を傷つけることになると思う。

ゲームはご褒美で1時間までというがやはり良い気がする。