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1日8時間寝るとして・・・・・・・・

部屋の中を彷徨っていたデカめのおそらく蚊と思われる虫は殺した、ベープの取り換えボトルもやっと買いに行け蚊取り器を電源に差した、あの数日の痒み殺しはなんだったのか

今週のお題「一気読みした漫画」

 前回の記事を書いたときは、とにかく血を吸われたところが痒くイライラしていた。血ぐらい蚊に吸わせてやれよというワイルドな方も稀にいるが、小心者の私は、小さい蚊でさえ殺したあと血を吸っていることが確認できると、殺してやったぜと達成感を得る。寝て朝起きた時だけ赤く膨らんだ箇所が増えているのだから、外で刺されていないことは明らかだった。ただ日中部屋にいるときは全く蚊を見かけない、夜行性の蚊、例えばどこかに隠れていて、暗くなって私が動かなくなっている時を狙って刺しているのではと予想していた。昔林間学校で、蚊帳を張って寝るということを体験したのを思い出し、洋風の狭い8畳ほどの部屋で蚊帳を張ったイメージを膨らませ、いやないなと突っ込んだりしていた。

 それで2日前の夜10時ごろ、白い壁にデカめの蚊らしきハエではない、足の長い虫を見つけた。ティッシュを手に持ち、そーっと近づいて勢いよく壁に向かって紙を押し付ける。逃げ足の速い、元気なやつでひらりと逃げられてしまった。かなり悔しがるが、もう消えてしまったやつのことを考え続けても無駄だと切り替え、狭い部屋で玄関の方に逃げていったのには間違いないから、そちらには動かないように椅子にふんぞり返って優雅にくつろいでいた。

 1時間ほど経ち、ちらっと玄関の方に目をやるとスツールを使わなければ届かないところに奴が止まっている。ここで仕留めてやるぞとまた、音も気配も感じられないように物が積まれていたスツール(ずっと書類やらケースやらの置き所となり、洗濯ばさみの置き所にまでなっていた)(勿論動かしたときに総雪崩で床の上)を運び、上に乗って、ここで失敗したらもうチャンスは来ないと自分に言い聞かせ、無事ミッションコンプリート。どれだけ血を吸っていたんだとワクワクしながらティッシュを見ても、残念ながら死骸だけで、何にも吸っていないようだ。おいおいおい、何も悪くない奴をこんなに一生懸命になって殺して、本当のボスはどこなんだよと突っ込みながら、小さい名もなき虫を息を荒くして殺す己の小ささに呆れた。

 彼を殺してからは、かゆみは増していないし、痒かった箇所も、掻きむしってしまったが故の痕は残ったもののほぼすべての箇所痒みは引いた。昨日は去年驚安の殿堂ドン・キホーテで買った蚊取り器の詰め替えを買いにわざわざ結構な距離歩いた。なんとなくマツキヨに売っている他の詰め替え用でも代替可能なのでは?とか、わざわざ詰め替え用買いに行くより、新しいの買った方がコストかかんねーだろと自問自答しながら、いやドンキに行って元気をもらおうじゃないかと(雰囲気が生理的に受け付けない時期もあったが、今では一定周期であのガヤガヤに紛れなければ恋しいとさえ思うように)結局、買う予定のなかったポンジュース、コーラも黄色い袋に入れて帰ってきた。

 ベープは60日もつそうで、これでひと夏は乗り切れるだろうか。去年、詰め替え用はとりあえず買わなくっていっかと決断した自分に少し腹立たしい。戻れるならば、来年まだ蚊に刺される前にお前の頭の中には蚊取り器が登場する。その時にすぐにドンキに行けるとは限らない、腐るもんじゃないんだからストックしとけと忠告したい。

 だいぶしょーもない呟きが長くなり、漫画のまの字も見えてこない。そしてタイピングしている私がもう飽きてきているから困ったもんだ。

 人から、テレビから、ラジオからの他者が言っていたことからの影響をもろに受けやすい私だから、マイナーだけど面白い漫画は紹介できない。最近週刊スピリッツで連載が始まった、『ひらやすみ』はまだ単行本が出ていないだろう。連載漫画で一番楽しみな『アオアシ』は、JリーガーがYouTubeでコラボするぐらいサッカー好きにはすんごい勢いで広まっている。 

  オードリーのオールナイトニッポンで若林さんがちょっと前に紹介していた『1日外出録ハンチョウ』が「私の最近一気読みした漫画」になる。ラジオでその名前が出たら知らないとすぐに検索をかける癖があるため、放送中に検索をして無料試し読みでもうドはまり。楽しみはとっておこうと、3話ぐらい試し読みしてしばらく触れなかったが、先週我慢できなくなり、休みの日に単行本で既刊の11巻まで読み切ってしまった。高級で洒落た雰囲気の外食をすることが好きな人というより、小っちゃいテレビが付いている定食屋なり、町中華が好きな人に声を大にして、薦めたい。要約すると、ずる賢いおじさんが時に1人で大体仲間と、他の労働者から知恵を使って巻き上げたお金を、東京を中心に、全国各地に出張もして1日限りの豪遊を楽しむお話だ。24時間という限られた時間を頭をフルに使って楽しむ姿、ビジネス親父として地下帝国で、班長として君臨するずる賢さ、仲間でワイワイする楽しさ、今私が味わにくいことがすべてつまっているといっても言い過ぎではなかった。連載漫画ということで、キャンプ人気、勿論最近のコロナなど時事ネタもふんだんに詰め込まれていて、ずっと笑いながら読んだ。

 読み切るとどうしても外食を我慢できなくなり、インドネパール料理の店で図々しくナンを無料お替りした休日だった。もともとかなりおっきいナンを出してくれる店で、恥ずかしながら私が食べている間、誰もお替りナンはしていなかった。結構テイクアウトするお客さんやらウーバーの注文が多く忙しそうなところ、お替り無料にしがみつく私の欲に呆れもした。

 食欲関連で忘れぬうちに振り返るべきことがまだあった。ここまで読んでいる人なら共感してくれそうなので書いておく(多くは最初の数行で呆れ、あと読み飛ばしだろうが)。2ヵ月に1回ほど、どうしてもラーメンでなく「つけ麵」が食べたい周期(記録をみると前回は5月9日)が来る。今週それが来て、いろいろとググり広島風からつけ麵にチャレンジしてみるかとの2択で結局、今まで3回ほど食べて美味しかった安パイを選んで食べてきた。2玉まで大盛り無料という場合が結構あるがそこは違い、ちゃんと半玉ごとに+100円になる普通は810円で私が食べたのは1010円。いつもせっかくつけ麵を食べに来たのだから200円ぐらい気にせず、麺を食らおうと食券を求め、ごちそうさまでしたと店を出るときには欲張りすぎて、麺の美味さを味わうんじゃなくて最後は食のトレーニングとしてこなして食べてしまったと膨れすぎた腹を見て後悔。美味しかったで終われる、普通盛りになんでしなかったのかと反省している。

 対応策として、お腹を空かせていくからこういうことになるのだと、今回は昼にご飯大盛りで腹を満たし、夜向かったが同じ結果だった。最初につけ汁にいきなり麺をつけるのではなく麺そのものを何本か味わったお陰でいつもよりあっさり完食したが、スープ割はイケず。

 つけ麵ではなくラーメンを食べている女性客もいて、次回はラーメンを試そうかとも思う。忘れないよう繰り返すが普通盛りでいい。おそらく4回目で大盛りは流石にアホやろ。

 食繋がりで最後、つけ麵を食べた帰り道、お手洗いを借りヨーグルトだけを買って帰ろうと入ったスーパーで「おススメキャラメルポップコーン」の文句に目を奪われ、いやいや今月カルディやらなんやら食費嵩みすぎですよアナタと冷静になりながら、すぐに腐るもんじゃねーし1ヵ月後の自分へのご褒美だと買って帰り、次の日の深夜つまみ食いする者でした。(数日に分けて食べようとまだ半分は残っている?)