雑記帳改めただの雑記だよ

起き抜けに水道水を飲んでいたのに、ミネラルウォーターの美味さに最近あらためて気づかされ、飲料としての水道水から離れている忘れっぽい若者が、ナチュラルにアノニマスに墨を磨る行為の良さを忘れないように…

ラーメン

 目が覚めてカーテンを開けた時あまりにも空が青く、開放的だったから出かけることに決めた。出かける前にはシャワーを浴びる。私はめんどくさがって、寝る前に体を洗わないことの方が最近多い。歩くと気持ちがいい。多くの人が長袖を着ているが構わずセーターを脱ぎ半袖になる。半袖で歩いている人はなかなか見ない。暑ければ脱ぐというのを当たり前にしているがそれはファッションを楽しめない、汗かきのわがままなのかもしれない。

 日曜日ということもあり商店街はそこそこ賑わい、人、人、人だ。マスクの下は笑顔です。という張り紙を観るのも当たり前になりつつある。目元をいかに緩めるか、それがにっこり笑顔を作るためには欠かせない。マスクをつけているときこそ、目は口程に物を言うが威力を発揮する。

 1人で出かけた時何を食べようか迷う時間はいくらでもある。逆に言えば、何を食べるか迷う楽しみを味わうために1人であるようなものだ。そうはいっても自分の中での予算はあるから、限られてくる。今日は頭の中に焼肉丼がまず思い浮かんだが、キムチ食べ放題の店がお気に入りで、冷蔵庫の中にも食べなきゃいけないキムチが残っているのを思い出し、消す。そうしてぶらぶらするとお腹が減ってくる。もうラーメンにしようと決断する。

 行ったことのないお店への期待よりも行ったことのある店の安心をとった。そこはラーメン屋さん4店舗が10席前後のカウンターで集まっているところで、どこも旨そうだ。ただチャレンジはしないにしても、メニューには、ラーメン、つけ麵、混ぜそばと種類がまたそこそこある。そしてトッピングも充実している。お店のカウンターには、なかなか上品なおば様が端っこに一人だったが、お持ち帰りのフライ麺を頼んでいるのを見て、やっぱりここで良かったと勝手に安心する。私が食べ終わる頃にも女性が1人で現れた。

 前は混ぜそばを頼んでなかなか美味かったので悩んだが、普通の辛みそラーメンにした。山椒がぴりりと効いていて好みの味だった。そう大きくて長めのお肉もうれしい。

 ラーメンを食べる前に写真を撮るのも楽しさの一つだ。鮮やかに盛り付けられたラーメンはまさに食の王だ。なかなか肉眼では意識しない細かい油が今見ても旨そうだ。改めて思う、多分札幌系の濃厚みそラーメンが一番タイプだと。そして中太麺もたまらない。

 そんなことを書きながら、とんこつ系細麺のあのお店にも行きたくなってきた。そう結局ラーメンの誘惑には勝てないぽっちゃり男子なのだと自己診断する。