420,480hour

1日8時間寝るとして・・・・・・・・

蚊に吸われているのか、何かに咬まれたのか、ここ三日続けて朝起きると赤く膨らんだかゆみどころが3ヶ所ずつ増えている

今週のお題「100万円あったら」

 父の日が終わった。もちろん会うことはなく、プレゼントを贈ることもなく、ハガキを出すこともせず、電話もしなかった。最後には、あの聞かれたくないワードが飛び出してくるだろうから。父の日まで取りあえずと決めていた禁酒はしっかり守りきった私への挑戦状か、ちょうど今日から飲食店での酒類提供が解禁というニュースが流れていた。夜のニュースで現場取材のキャスターの後ろに映りこんでいるのは大体渋谷の若者。顎マスクをしているキャッチっぽいお兄さん、ダルダルのtシャツを着て、回りながら、手を上げながら友達としゃべる人。眼鏡をかけて1人で颯爽とカメラに目もくれず駅に向かう、帰宅途中らしき人。私は「今日はこちら新橋の駅前の様子です」のニュースは見なかった。

 6月も終盤になりつつあり寝苦しくなってきたので、日付をまたいでパソコンを開いてしまった。最近ブラウザの動作がどうも遅いが、そちらはほっておいて記事を更新する。メールで「一年前の今日の記事です」が届いていたし、最近ハマった漫画で「おじさんになって友達みんなに、一斉公開ゲラゲラ笑える若かりし頃のマイミク」みたいな回があったのもだいぶ影響している。

 お題に入るまでのつなぎをここまで。前回の記事ではお題へのアンサーとして、「自分のために使うのなんてダサい、誰かが喜ぶ顔を見るためにつかう」みたいな偽善ぶった、お前の腹の中が真っ黒なの記事を見てれば分かるよというツッコミをしたくなる回答をした記憶があるが、今回は違う好きなモノへの遣い方を考えてみた。

 インテリアの模様替えをしたいとか、新しい電化製品を買いたいとかは思わない。高級枕はちょっと興味があるが、今使ってるのもマットレスに対して十分高いしまだまだ使える。

 となると何が欲しいか、最近ちょくちょく電子書籍で買っている、週刊ビッグコミックスピリッツを30年分、今の値段で前払い定期購読料を支払っておきたい。今の値段が¥400(税込)で大体年間45冊と考えて¥18000、それが30年間で54万円、100万の大体半分を使うことになる。昔は370円ぐらいだった気がするし、おそらく、消費税が下がるなんてことは考えにくく、週刊漫画がもっともーっと売れて安くなることも考えづらく、10年後はキリよく¥500(税込)なんてこともありえなくもなさそうである(作品の充実ぶりから言えば全然それでも高くはないが)。そう思えば、読まない週がたとえあっても(そんなことありえなく、10号まとめて読むとかするだろう)今30年契約結べたら有り難い。

 残り40万ちょっと何に使うか、イケメン俳優さんがやっていたことの二番煎じになってしまうが、たまに行くミニシアターの200回分、月に2回行くとして約8年分の入場料を先払いしておきたい。映画館の数がどんどん減っているのは悲しいかな事実としてあり、若者の映画館離れ、サブスクリプションサービスの興隆からの独占状態、人口減少等々、明るい未来は描きづらくある。ただ、どこから来たのか、普段何をしているのか知らない人達と黙って、時に笑い声をあげ、スッスンーとむせび泣く体験をしていたいと私は思う。一昨日もスマホをベッドの上に置き、ベットにうつ伏せの状態で2日連続同じ映画を観て(48時間レンタル)すんっすっーとすすり泣いたし、部屋を暗くして画面からの眩しい光だけが目に入るようにすれば(余分なことだが、最近夜暗くなった道で歩きスマホをしている人がスマホゾンビーズに見えてしまう)楽しいし感動もする。公開していることさえ気づいてなかった作品だけど、やっぱりこれは映画館で観れればよかったなーと思ってしまう。

 どうでもいいことを、足首を搔きながら続けていたら1:11を過ぎている。流石に2:22まで続けられるほど深い考えは今のわたすにはありませんし、読んでいる方も飽き飽きしてきているだろう。100万円貰えたら、とりあえず好きな文化を残す方面で使いたい(ただ自分にとってお得なように)と考える卑しい者でした。