NHKのプロフェッショナルで、人が農地を走っているところを見ながら書く。私もシャワー上りで上裸、マラソン選手はなぜあそこまでストイックになれるのか、余分なものがいろいろついている腹を見ながら疑問に思う。私は今日ほぼ外で体を動かすことなく、明日に向かっている。
昨日買っておいた今日が賞味期限の酒饅頭を6個中2個食べた。残りの4個をどうするか、賞味期限切れの食品を食べることにそこまで抵抗がない私は、明日になっても全然食べられる。仄かに匂う酒とこしあんがたまらない。背徳感なんてものも感じないから、ここで1つ牛乳と食べる。冷蔵庫に向かおうと組んでいた足を床に戻すと足が痺れていて立てない。とりあえず組み直す。
そんなことを書いているうちに23時を回ってしまった。24時までに大体30分かかるであろう銭拾いをしたいから、もう立つしかない。饅頭小休憩をいただく。うなだれるマラソンランナーの写真と、もう一歩踏み出せという言葉が体に訴えてくる。一秒でも速く牛乳をカップに注ごう。
冷蔵庫を開くと、完熟メロンパンと出合う。昨日酒饅頭を買うときに、迷いながらカゴに入れたものだ。朝ホットドッグと一緒に食べようと買うときは思っていたのに、忘れていた。冷やしておいて正解、夏はなんでも冷たく食べても美味しい。
挑戦系のドキュメンタリーにここ数日ハマっている。ネットフリックスが値上げというニュースも最近流れていたが、あれは一年ぐらい使っていない。700円でこんなに楽しめるのかと感動していた頃が懐かしい。6月はおそらく2年ぶりにhuluに加入した。明日のたりないふたりがどうしても見たくなり、そのまま1ヵ月見放題も契約。まだ10日ぐらい視聴できる。
番組表が変わるタイミングはよく知らないが、新着動画のprimevideoとの被りは結構ある。レイトショーで観てえらく気に入り、レンタルしても観たグリーンブックが今両方で配信されている。
なんか前にも記事に貼り付けた感じもするが、しつこく好きをアピール。写真で車を運転している方の、ガサツでたしかイタリア系移民の男と、後ろでどっしり座っている運転手の雇い主で天才ピアニストの男が、アメリカ南部をめぐるコンサートツアーに出掛ける道中で、訪れるとこどこで事件が起きながら、長い時間を一緒に過ごす中でお互いを分かり合おうとする話だ。どーでもいいことをよく喋る男と、車中では静かに体力を温存したいピアニスト。腕っぷしの強さで仲間とワイワイ生きてきた男と、学があるけど孤独で詩的な感覚を持つ男。おそらくプライべートでは一生出会わなかった二人が仕事を通じて・・・。
グリーンブックというのが黒人が泊まれる宿泊所が載っているガイドブックで、人種差別問題も色濃く絡んでくる。ただそれについてよりも、私はこの二人の掛け合いがとにかく面白かった印象が強い。
腹が痛くなってきたので手短に。ニューヨークのWTC、110階建てのツインタワーで綱渡りをして世界を驚かせたフランス人を軸に、彼の周りでサポートしていた人を含め、インタビュー、当時の写真、動画などを交えて編集している作品だ。アカデミー賞という単語にめっぽう弱い私は、スクロールしている中で絶対面白いだろうと選んだ。綱渡り師の彼はとにかくチャレンジ精神に溢れ、常に刺激を感じ、詩的に綱の上を舞う。サポートしていた人たちも、彼の持つ不思議な魅力に乗せられていたと当時を振り返る。
90分と短めだが、若い彼らの熱量、貴重な当時の110階から見える景色写真の数々などベッドで仰向けになりながら、興奮しっぱなしだった。死ぬまでにニューヨークはもう1回行かないけん場所だとも胸に秘める。
こっちも先ほどのドキュメンタリーを基に撮られた作品で、数年前IMAX 3Dで観た。空に近いところに立っているという解放感がとにかく伝わってきたのを覚えている。個人的にはドキュメンタリーの方が面白いかも。
意外と長くなった。最後は北朝鮮系のナショナルジオグラフィック作品だ。Huluはナショナルジオグラフィック作品が豊富にある。最高指導者ファミリーの謎や、庶民の生活、世界との外交等々、興味深い話がいくつもあった。数年前核爆弾が落ちてきたら、今日死ぬんだろうなとふとしたときに思っていた状況が、ただ今は騒がれていないだけで何も変わっていない、むしろ悪化しているのかもしれないと思うと怖くもなる。
あとは超有名、日本人もたまにチャレンジしているアメリカズ・ゴット・タレントの動画だ。信じられなくらいノリノリキレキレのダンサー、お父さんへの感謝を歌にする少女、頭真っ白ネタを飛ばしてしまうベテランお母さんコメディアン等々、わーおわーおとずっと驚かされる。
気になっている人など誰もいないだろうが結局、饅頭は2個今日の楽しみへ。