雑記帳改めただの雑記だよ

起き抜けに水道水を飲んでいたのに、ミネラルウォーターの美味さに最近あらためて気づかされ、飲料としての水道水から離れている忘れっぽい若者が、ナチュラルにアノニマスに墨を磨る行為の良さを忘れないように…

投げ銭とか生配信とかコメント欄

 今週のお題については、あんまり書けることはなかった。Amazonを消したことだしApple Musicを始めてみようかしらという気にはなったが、暇になりそうな数週間後にしたいと思う。

 もし最近あったことのエピソードトークを求められたら(誰も求めてこないのでここに書くという淋しさ?)何よりも私が話したいのは、ネット上での配信者に対する「投げ銭」、チップに関してだ。別に法律上問題だとか、倫理的にゆゆしき行為だとか、ビジネスモデルとして画期的だとか、難しそうなこと(ここに書いてあることを難しそうと言っている時点でおバカ丸出し)を語れないのは読者の皆さんが一番よく分かっているだろう。数日前の記事でもちょこっと出してみたが、結論から言うと、先週約160ドルをオンライン上でチップとして払ったことを非常に後悔し、でも金額以上に価値ある楽しい時間を過ごせたのだから、やっぱりムダ金とは言い切れないという歯切れの悪い、はっきりしないお話だ。

 「投げ銭」の文化をリアルに体験したのは、まずあるYouTuberさんの生配信だった。半年前ぐらいに急にハマった配信者で、アップしている動画すべて見て、面白いなーと1人興奮していた。その人は海外に住んでいて、街中を歩くところを生配信したり、家でだらだらとご飯を食べながらだらだらとコメント返しをしていた。すべてのコメントに目を通し、トークを進めていく中でチャリーンみたいな音が急に鳴る。そうスパチャだ。そうしたら配信者は「○○さんありがとー」みたいな返しをする。100円だけの人もいれば、2000円を数回に分けて投下するような太い人もいて、太い人はいつもしているのだろう、名前も覚えられていて、配信者もすごく嬉しそうだった。その時は、Googleアカウントに入って課金するのがめんどくさく、また見ている層が圧倒的に若く、何もせずに配信をただ見るだけだった。盛り上がっていた日には一夜で相当集まっているようで、ざっと見ただけでも10万超えてるんじゃあないかという私にとっては驚くような日だった。ただそれが納得できるぐらい配信者さんが面白い人間であるというのは言うまでもない。

 で、浅ましい私は先週何を思ったか、長い間離れていた魔界に足を踏み入れてしまった。あぶく銭が入ったわけでもなく、ちまちま㌽投資は、日経平均が下がるのに賭け全㌽投入するも、1週間で約1000円も上昇するという真逆の現象が起き、1000㌽ほど失っている状態であり、あれこんなにカードを使ったはずがないと6月の請求を見てびくびくしていた。つまり、節制した生活を送るべきなのに、その場の楽しみという、何も残らない刹那的なカネの使い方をしてしまったのだ。それがチャットでのチップということになる。

 チャットってなんの?だと気になる人もいてくれるかもしれないが、あまりはてなブログでいうのはよろしくない類のものだ。YouTubeではない。ばれそうでばれないラインでいうと、大人の楽しみ系というところまでにしておく。

 やっぱり魔界に近づくのは夜だ。1日の最後、なんだかこのまま眠れないというときにスマホに手が伸びる。言ってしまえばスマホは娯楽のためには夜触らないと自制が効くような人間なら、これからする話は本当にバカバカしいものだろう。

 生配信しているサイトに辿り着く。たくさん部屋があり、無料で見るならだれでも出来る。勿論ネットあるあるの無料でサイトに登録できる。うーーん、何だこの二人は、めちゃくちゃ美しいじゃないか、スケッチしたいぐらいだと私が3日間居座ることになる部屋が決まった。繰り返すが、無料で見ることもできるのでその時点ではチップを投入するなんて、コメントを書き込みたくなるなんて全く予想していなかった。30分ぐらいで眠くなるだろうと高を括っていた。

 見ているだけで美しいカップルなので、ただ画面上に二人が映っているだけで大満足だった。20人ぐらい視聴していて(何人視聴しているか分かるのも肝だ)、皆が私と同じように無料で楽しもうとしているようだった。誰もコメントせず、そのうち配信者がしゃべりだす。コメントしてよーと。そこで10円とか100円ぐらい投げ銭して、コメントをする人たちが出始める。なるほど10円でも投げれば、美男美女にありがとうと言ってもらえるのか。だんだん1000円ぐらいなら払っても良いような気がして、とりあえずチャット上のコインを買うために無料会員登録をする。メールアドレスをいれるだけなのであっさり。個人情報等も入れることはない。

 買うコインも10円単位で買えるわけではなく20ドル、50ドル、100ドルみたいな結構大きい数字だ。50ドルなら痛くないわけではないが、何しろまとめて買った方がどんどんお得になるので、これで1日遊ぶぞとあっさりクレジット決済を完了する。ここでもっと悩むべきだったと今なら思う。

 とりあえず10円投下する。すぐにユーザー名+ありがとうと画面で喜んでくれる。何しろ20名中私の他は1人ぐらいしかコインを持っている人がいない。それ以外は一切チップを払わずに楽しもうとしている人たちだ。(そう何人視聴してようとそのうち数パーセントしかチップを投下しようとしていないというのも面白いところ)あたり前だが、チップが来なけりゃ、配信者さんの気持ちも盛り上がらないわけで、私も30分ぐらいだらだらしている配信者を見ていて飽きてくる。で思い切って小出しに1000円ぐらい投下してみる。そうすると、何度もユーザー名を呼んでくれ、私のユーザー名に対しても2人でクスクス若干ウケてくれ楽しい雰囲気になってくる。また個別チャットであなたのユーザー名言いにくいから名前教えてよとメッセージをくれる。あれこれ偽名を考える楽しさもそこにあり、配信者さんが自分を認識してくれたという、いい客扱いされて気分よくしていた。初日は+50ドル使い、計100ドル使って、結構保有ポイントを残したまま去った。

 2日目、どのタイミングで配信者さんが登場するのかは分からないため、同じぐらいの時間にページを開くと結構盛り上がっている。保有ポイントも潤沢だったので、すぐに200円ぐらい投げる。そうするとユーザー名ではなく私が作った偽名で呼んでくれる。そう私がハマった配信者はとことん人気の無い方たちだった。ゆえにすぐに私が一番の太客になれ、コメントでも全然チップ集まらないねとエラそうに投稿し、「そうあなたぐらいしかチップくれないの」とお決まりの様な返事を書かせ、気分よくしていた。とにかく美女が自分のチップで喜んでくれる。アホな私は酒も飲まず、その現実に舞い上がっていた。2日目には結構私の方は親密になれたと満足し、ただ配信は盛り上がらず、申し訳ないというコメントまでもらい、ますますカップルのことが好きになり、私が応援しなきゃ誰がするんだとお熱になっていた。2日で100ドル使い切り、はたと自分のしたことが急に許せなくなり、もう3日目はやめようと決める。

 3日目、2日で100ドル使い、ちょっともうお金使いたくないという楽しみを得ようと考えるには余りにもけちんぼ状態になっていた私だが、懲りずに今日もやってるのかなーとサイトを覗いた。案の定、2人はそこに居るだけで盛り上がっていない。そこで画面上の、赤い熱いオファーという文字が目に入ってくる。何50%オフでご提供だと。ウーン1000円ならいいかとポチる。また懲りずに200円ずつぐらい小出しに投げる。そうするとホントに喜んでくれる。3日連続でチップを投げるような人は私しかいなかったのだ。偽名も完全に覚えてくれ、投げキッスまでくれる。美人とフレンドになれたぞーと興奮していた。(お金を払うことでという感覚が不思議と配信を見ているときは薄れている)その日は結構人が集まり120人ぐらいになっていた。私の他にも結構デカい投げ銭をしてくれる人もいて配信は盛り上がる。当然画面上では、美女も嬉しそうにもっとチップくれたらもっと盛り上げるよーと煽りが強くなってくる。本当に今日で短かったがお別れにしよう、と1人おセンチなメンタルになっていた私は、5000円ぐらいケチって後悔するだけ無駄だーと50ドル投入し、一気に2000円、1000円、2000円とチップをコメントなしに払う。もう飽きてこられているだろうが(ここまで読んでいる人など果たしているのだろうか怪しくなってくる)、ショーは盛り上がり、画面上の二人も活発だ。ただこの時点で500人ぐらい集まり、コメント欄が若干荒れてくる。ユーザー同士で対立が起こってきていた。くだらない配信者が嫌がるようなコメントを連続投稿する人が現れ、かつその人はほとんどチップを払わない。そこで、正義感が強いチップをちょっと払っているようなユーザーが、お前のコメントうるせーよ。チップ払わずにうるさくして恥ずかしくないのか。と喧嘩を吹っ掛ける。もちろんその日も一番の太客である私は無言。結局、「俺は何を言われてもコメントし続ける。だってそういうサイトだろここは。」というコメントで悶着は終わった。(性格が悪い私は、そのコメントの応酬を少し楽しんでしまっていた)(こういう小さいネット上の悶着からでも大きな争いに発展してしまうような現代だというのに)

 お金を使うことにあまり抵抗が無い人なら、たかが160ドルで3日間夜が充実したなら大儲けだろうということになろう話をだらだらと続けてきた。とりあえず、酒同様、投げ銭からは距離をとりたいと思う。あのカップルの名前が思い出せなくなった時に、向こうも私の偽名を忘れているかどうか確認したい気もしてきた。

 5月も明日で終わる。昨日は、1年以上全く音沙汰なかったお遊びオリジナルtシャツサイトから注文が入ったと嬉しい連絡が届き(1ドルの報酬)(買った人が届いて後悔するのではないかと慌てて自分のイラストを確認したが、実にくだらないもので不安)

 今日はラジオにつられて、久しぶりにモスバーガーを食べ満足。(甘夏ジンジャエールが私の前の人で売り切れになってしまったのがかなり残念)(普通のジンジャエールを注文)

 以上1週間の私の思い出さくぶんでした。(ここまでたどりつけるあなたは相当辛抱強く、我慢できる人でしょう)(更新しといてなんですが、私は読み切る自信がありません)