雑記帳改めただの雑記だよ

起き抜けに水道水を飲んでいたのに、ミネラルウォーターの美味さに最近あらためて気づかされ、飲料としての水道水から離れている忘れっぽい若者が、ナチュラルにアノニマスに墨を磨る行為の良さを忘れないように…

DAZN観戦ガンバ大阪vs川崎フロンターレ 川崎にとっては中3日の厳しいゲーム 私的MOMは前半から守備にも大きく貢献し1ゴールの レアンドロ ダミアン 

前半を振り返って 

 ボール支配率は66%と川崎優位。シュート数も川崎8本(2)、ガンバ2本(0)、フリーキックはガンバ7、川崎5とガンバの方が多いが、ガンバはいまいちチャンスに繋げられていない印象。前半始めの宇佐美貴史の左足のシュートで終わったシーン。左サイドからのワンツー崩しからレアンドロ ペレイラのヘディングがタイミング合わずゴール上に外れたシーン。その2つ以外はほぼチャンスが作れず。ボール支配率以上に自軍での守りの時間帯がとにかく長く、せっかくボールを獲ったと思っても川崎のプレスで再びボールを失うという悪循環が続いた前半。ただ東口の好セーブがあったり、守備で最後の詰めの部分での対応が慎重であったり、4-5-1状態で、3トップの両サイドも献身的に守備をしているためそこまで大きく崩されるシーンは少なく、川崎の方もボールを持たされている時間は長い。ただボールを持つ時間が長ければ長いほど川崎はいろいろと試せるわけで、後半もガンバがこのまま守りをしっかり固めカウンター狙いの作戦であれば、なかなか得点できない攻撃陣の一発も期待できず、川崎の3-0ゲームになる可能性も高い。

 ガンバとしては失点を増やさず、早い時間帯でゴールを奪うことが何よりも大切で、2点獲ったら3点目を獲りに行く川崎よりも先にゴールを取って試合を振り出しに戻さなければ勝ち目は無さそうだ。

 41分レアンドロ ダミアンの得点シーンは川崎らしい前に速い、パスを何本かつないでのロングカウンターだった。1分前には宇佐美が右サイドでクロスを上げ誰にも合わずにファーの山根の足元に入り、すぐさま家長 昭博へパス。家長は時間を作りながら中へ左足で持ち込みハーフエーライン付近で上がってきた脇坂 泰斗にパス。この時点でガンバは一応守備の陣形は4バックが待ち構える形でセンターハーフの2枚も戻りながらで、完全に殺られているわけではない。

 そこで脇坂の(勝手に川崎のイニエスタと私は呼んでいる)必殺スルーパスセンターバックとサイドバッグの間に通され、スピードに乗ったまま長谷川 竜也の足元へ入る。ここで長谷川がつぶされてしまうことも少なくないが、しっかり中へ切れ込み、こぼれ球はレアンドロの左足元へ。十分な振りを確保していたレアンドロがズドンと押し込む。好調な選手のもとにはゴール前でボールが勝手に転がり込むとはこのことだ。これで今シーズン10得点目らしい。

 川崎は前半終了間際に先制できたのがデカかった。前節も前半を1-0リードのまま折り返し勝ち切った。

 後半を振り返って

 ガンバはところどころ押し込む時間帯を作れて、川崎も前半のようにはゆったりとパスを回す時間は少なかった。ただ枠内シュートは僅か2本でとにかくゴールは遠い状態がずっと続いていたように感じた。宇佐美は相変わらずボールの持ち方、キープがうまく彼が持てば何かが起きるという雰囲気はあったが、レアンドロペレイラもファールが多くうまくいかない攻撃にイラついているようで、宇佐美のリズムに合わせられる選手がいない印象だった。今シーズンのガンバ戦を初めて見たのでどのぐらいチームの状態が良くないかは分からないが、とにかく攻撃色が強いガンバらしくないというのが率直な感想。

 後半25分の交代がまた川崎は良かった。左サイドに登里 享平と三笘 薫をイン。追加点がなかなか取れない状態でこのコンビが攻撃にワンアクセント加えてくれた。長谷川もドリブルが得意な選手で1点目のシーンなど前半からよく仕掛けていた。ただ言うまでもなく三笘のドリブルはまた違う良さがある。2人にプレッシャーをかけられても動じずに前に前にボールを運べるし、時間も作れる。彼が注目を集めるため周りの選手が空き、いいタイミングでパスも出せる。そして前節でも登里の上がりがチャンスを作ったように、二人のコンビネーションが抜群に上手くいっているのが特徴だ。

 72分三笘が左サイドでボールを受けて3人引き付けて中へアウトで弱いパス。

 74分左サイドでいったん脇坂に戻し、彼がチップキックで裏をとった三笘へパス。ゴールラインギリギリで中に残し、そのまま仕掛けて1人かわしてコーナーキックをもらう。

 76分センターサークル付近でレアンドロペレイラがボールを持ちかけるも、旗手が戻りスライディングで摘み取る。田中碧が登里に下げる。この時三笘は左のセンターライン付近で、ガンバは佐藤 瑶大が2メートルぐらい距離をとってみている。三笘は登里がボールを持った瞬間首振りで佐藤との距離を確認している。そこから2ステップほど下がったところで登里からよーいドンのタイミングでフライパスが出されてワンタッチ目でペナルティーエリアに侵入。この受ける前に少し下がる動きというのはサイドでの駆け引きとしてDFは嫌なものだろう。このステップで勝負は三笘のものになったといっても言い過ぎではない。そのままスピードは緩めずに三浦 弦太が寄せきる前に抑えの効いたシュートをファーに流し込む。ここまで何度か好セーブを見せてきた東口 順昭も触れずにゴールネットへ。しっかりとした走力、ドリブルのコース取り、冷静なシュート、ゴールまで迷わずに一直線といった感じのゴールだった。

 いやーこれで川崎は15戦負けなしの3連勝で首位独走状態をキープ。応援しているチームが勝ち続けるのは嬉しいものだ。ただ明日の神戸対横浜FMもかなり気になっている。もしかしたらまたブログを更新してしまうかもしれない。