420,480hour

1日8時間寝るとして・・・・・・・・

I went to a public bath. and I drank fruit milk after the bath.

  この前の土曜日、約2ヵ月ぶりに銭湯に行った。家に帰ってとりあえずテレビをつけるとぐっさんが楽しそうに湯につかっている。テレビ番組『世界ふしぎ発見!』もちょうど銭湯特集だったのだ。運が来ているかもしれないと嬉しくなった。コロナが再拡大している中銭湯なんて、どんな人が来るか分からない、しかもいろんなところに裸の状態で触れる施設に行くなんて何を考えている人なのかとイライラする人もいるかもしれない。ただやっぱり私にとっては必要な、食料を買いにスーパーに行くのとなんら変わらない行動だ。2週間ほどシャワーで済ませる生活をしていた私にとって、足を伸ばし温かい湯に浸かることは想像以上の気持ちよさだった。おそらくいつも通っているだろう常連さんが多い場所に、たまに行くと妙な緊張感がある。しゃべっているおじちゃんも少ないし、皆ガードがいつもより固くなっている雰囲気もあり、みんなで気持ちよさを自然に共有する銭湯ではなく、公共の場であるということを強く意識してパーソナルに楽しむ空間のように感じた。ただマスクもつけず裸で同じ空気を吸う、いろんな人が共生している社会なんだと当たり前のことを思い出させてくれる大切な場であることは変わりない。

 

 ビリビリと激しい打たせ湯、腰に効くジェットバス、上がった後に湯冷めをするのが気持ちいい露天風呂、一通り楽しんで風呂から上がった。久しぶりに体重を測ると73キロ。思ったよりも重い自分の体にうーんと首を捻る。最近はマメに散歩しているはずなのに…、結局食べているから仕方ないのか。

  

 出たのは夜7時半ぐらいで暖簾をくぐる所でもこれから入る人とすれ違う。さっさと帰ろうと自分に言い聞かせるが、冷えた牛乳瓶が入っている小さい冷蔵ショーケースが訴えてくる。いつもだったら家帰って自分の冷蔵庫から牛乳を飲めばいいじゃないかと自制できるがその日は違った。また次いつ来れるか分からない、小銭だって銭湯に行くからと多めに持っている、昼ご飯だって前の日の余りもので済ませてる、こういう時にまでケチって生きていてお前は楽しいのか?と次々と誰かがささやいてきた。たまに飲みたくなるフルーツ牛乳を選択。瓶の㋑飲み口で飲むとなんであんなに丁寧に飲めるのだろうかと思うほどチビチビ飲んだ。休憩スペースには私以外誰もおらず、ブラタモリを独占し、松尾芭蕉の俳句と岩の関係についてほーっと勉強したりした。

  

 多分私が飲んだのはこれ↓ たまに買う500mlのパックだとちと飲みすぎ感がするので量がちょうどよかった。

dainyu.or.jp

 

 銭湯に行ってからというもの、不思議とブログに書いて置いておきたい欲が日に日に強くなっている。