雑記帳改めただの雑記だよ

起き抜けに水道水を飲んでいたのに、ミネラルウォーターの美味さに最近あらためて気づかされ、飲料としての水道水から離れている忘れっぽい若者が、ナチュラルにアノニマスに墨を磨る行為の良さを忘れないように…

川崎フロンターレvsサンフレッチェ広島 前半最後からDAZN観戦

 38分家長昭博のゴールで試合が動く。家長のゴール前での冷静なフィニッシュは彼の18番であるが、その前の三笘薫のスルーパスを受けてキーパーと1対1の場面を作り出した山根 視来の自軍からの素晴らしいフリーランニングが印象的だ。三笘の敵を視線を引き寄せてのパスのタイミングも完璧だった。ゴール前の選手が足りていたとしてもああいう斜めのランニングには対応しきれないのは高いレベルの試合でも多い。まるでプレミアリーグのカウンターを観ているようだった。

 54分 三笘 薫のゴールは場内アナウンスされるもVAR判定でノーゴールに。今日の試合の流れはここで変わってしまったようにも見える。登里 享平の早いグラウンダーのクロスを後ろから走りこんだ三笘がDF2人の合間を抜けて冷静に押し込んだ、教科書的な綺麗なゴールだったが、三笘の前で反応していた レアンドロ ダミアンがオフサイドの位置にいたのが問題だった。右足を投げ出していたダミアンはボールに触れられなかったといえ、キーパーの反応も変わっただろうし明らかに攻撃には関与していた。ダミアンのゴール前での貪欲さが裏面となってしまった。3分ほどゴールチェックに時間がかかり、その時間が広島にとっては立て直すための良い空白となったが、川崎はここで2点目を取れていれば3-0ゲームへと動けていたかもしれない。

 64分森島司が左足でポストに当たってコロコロと転がっているボールを冷静に押し込む。田中 碧が足を投げ出すも届かず、オウンゴール気味でもあった。ジェジエウとジュニオール サントスの入れ替わりが熱かったサントスはなんでもない左サイドにこぼれるロングボールをゴール前まで1人カウンターをし、フィニッシュの形につなげる。逆にフロンターレは両センターバックが再度に振られ、抜かれてしまうと守備が一気に崩れてしまう脆さがある。ジェジエウが負けることはそうあることではないが、今日は違ったか。

 72分田中のシュートは枠の上を大きく外れる ただその前の山根の右サイドでの積極的な仕掛けは大きなチャンスを生む。自信をもって仕掛けられているようにも見え、楽しい。

 両チームとも数枚の選手交代をして残り15分 広島の守備を崩せるか、それとも広島がワンチャンスをものにするのか、膠着状態のまま終了のホイッスルが鳴るのか

 

 広島は三笘薫のゴールが取り消され、同点としてからは人数をかけて守れているともいえるしジュニオールサントスの抜け出しもありゴールの予感はある。ただ両チームとも一本のパスミスはゴール前のチャンスに持っていける攻撃力があるので予断を許さない緊迫したいいゲームで観ていて面白い。

 

 77分家長がゴールエリア左の深い位置でボールを受けヒールで三笘に、らしい形ではあったが、相当な数をゴール前にかけている広島の守備に阻まれる。

 

 78分小林 悠投入 一発を決めてくれる勝負強さに期待。

 80分田中 碧がこぼれ球を縦にドロップ気味のシュート、ワンバウンドさせるがキーパーの手の中に納まる。

 81分ゴール前でDFを引き寄せ三笘が仕掛けるも野上が飛び込まず冷静に対応

 83分広島のカウンターにはスピードがある。一つのパスミスを繋いでゴール前まで運ぶ外国人助っ人たちの力強さ、推進力がある。

 84分三笘に代わって長谷川投入 守備陣の脚が疲れているこの時間帯にキレのあるドリブルで相手をかき回すことを期待。長谷川のクロスからのチャンスも生かしたい。

 86分長谷川が抜け出し左足でマイナス気味のクロスも走りこんできた選手に合わず

 87分コーナーのこぼれ球をジェジエウとサントスが絡むもジェジエウに軍配が上がる。後半だけで5回ほどこの二人の熱い対決があった。個人的にはサントスが森島からのクロスをゴール前でジェジエウと競った際に、シュート後ジャンプの際に大きく腕を振ってタイミングを取っていたジェジエウの掌が顔の唇にヒットしてしまったところからジェジエウに対してファイトの気持ちが強くなったのではないかと思った。

 VARチェックに時間がかかったからかロスタイムは7分まだまだ両チームにチャンスは訪れそう。

 広島の青山キャプテンの激が飛ぶ。両チーム選手の声量が自然と大きくなっている。サポータの拍手による応援も盛り上がる。

 92分山根、登里の体力はどこまでも。この時間でも両翼ともアップダウンを繰り返す。

 94分荒木がこぼれ球を拾いハーフウェーライン付近を駆け上がろうとするところをしっかり登里が詰め寄り川崎はファウルをもらう。

 

 1対1のままタイムアップ。広島は追い付いて価値ある勝ち点1、フロンターレにとっては悔しい勝ち点1となった。試合終盤は脚の違和感を気にする選手が多かった。どのチームの選手もキツイ試合日程をこなすのは相当疲れることだろう。怪我には気を付けて、無理をしすぎないでほしい。