今週のお題「告白します」
ギリギリ詳細を思い出せる今書き留めておく。最近他人が小学生の頃3年間ほど続けていた日記を見せてもらい、笑いが止まらなかった。もうすぐお爺さんとなる彼のことをよく知っているからこその面白さではあるが、当時僕がいつも怒られて直さないといけないと思っていることがいまだに直っていなかったり、根本的な性格が今と何一つ変わらないのだ。人のことをすごいなぁと素直に感心できるところは彼がなんとなく良い人そうと思われる理由の1つだ。そんなこともあって、出来る限りブログに毎日を書き記していけば、はてなブログが閉鎖されない限りいつの日か誰かの大爆笑につながると、ブログ更新意欲が減退気味である私を励ましてくれた。
前置きが長くなった、タイトルの話を進めたい。オチが分かっている日記など、誰にも読まれない気もしなくもないが、読者さんも1人増えたようで、今週のお題に投稿すれば最低でも自分以外の誰かとは共有できるだろうと期待している。
正月は歯に関しては問題なく過ごした。怪しくなってきたのは1月の後半あたりだ。みかんを食べると奥歯がしみた感じがし、冷え冷えのコーラを飲むといつも以上に歯が溶けていく感じがして、物を食した後は必ず歯磨きをしないといつも口の中が気持ち悪かった。それでも普段通りの食生活を送り、睡眠不足で気持ち悪い状態が続いているだけだろうと、ストレスによるものだと高を括っていた。2月になっても、忙しくなり睡眠は減る一方だったので、今思えばもう思い出したくない鈍痛の様なものが口の奥にあった。それでも痛い左でかむことはできるだけ避け、なるだけ口をさっぱりした状態を続けていれば我慢できないものでもなかったから、歯医者に行くことは考えていなかった。たくさん寝れる日が続けば自然と気にならなくなるだろうと甘くみていた。2月7日日曜、多分ほとんど寝てない状態で10時から知り合いとの近況連絡会が始まった。朝からいつもより左の奥歯が痛く、痛い、痛いと独り言をつぶやきながら家の中を動いていた。じっとしているよりも何かをしていたほうが楽だからだ。
あゝ、荒野 前篇 あゝ、荒野 後篇 を前日にスマホの小さな画面で鑑賞していたことで、R指定作品ならではの暴力的シーンに血が騒ぎ、歯の痛みごときに負けてはならないと熱くなっていた。 後編はところどころスキップしてしまったが、なかなか面白かった。近況連絡会では一瞬ひょっこりさんをやるだけでソファーにうずくまった状態をキープし、これはもう治療してもらわないと耐えられないと歯医者に行く決意をした。
令和3年2月9日正午、左の奥歯が痛いことを先生に伝え口の中を見せる。数秒見て、「レントゲン撮りましょう」と伝えられる。忘れてしまったが、自分の指を口の中にいれて何か抑えながら撮った。
「うん、親知らずが虫歯になっているね。今日これから運動とかする予定ないかな？今日抜いちゃっていいかな？」と聞かれる。迷う時間も無かった。思わず条件反射的に「はい、お願いします」と答えた。そう、親知らずを抜くという行為は多くの人がためらうことだ。よく聞くラジオのパーソナリティーは何年もかけて歯医者を探してから抜くことを決意したことを長々と語っていたし、知り合いでも抜いたほうがいいと言われてから20年以上放置したまま平気な人もいる。
私がお世話になった先生は、勝手に「仕事はなるべく早く切り上げて、サーフィンでもなんでも遊びたい派」の人で、仕事を増やすような無駄な営業をかけるなんて大っ嫌いなタイプとキャラ付けさせてもらっているので信頼している。そんななるだけ治療を増やしたくない人が、抜くしかないと言っているのだから迷わず決断できた。
麻酔をしたら何も考えずにリラックスするのが一番だ。できる限りの脚ブラーんをして、手にも力を入れなかった。ギーギー、シャーシャーと機械音が意外と心地よく、口周りを引っ張られるのはなかなか痛かったが、たいしたことない。生え方が良かったのか(これが抜いた歯ですと見せられたが、確かに歯の内部にごみが溜まっているまさに神経が死んだ歯だった)抜くことに伴う痛さはほとんどなかった。
先週経過観察に行って私の抜歯体験は無事終了した。大げさではなく5年ぶりくらいの歯医者訪問で、こびりついていた歯石もとってもらい今はスッキリしている。そして今のところめんどくさがらず、今まで以上に時間をかけて歯磨きしている。おススメが利き手と逆の手でする歯磨きだ。慣れてくると利き手でやるよりも丁寧にさえできる。
そりゃ歯に違和感があれば、すぐに歯医者へご～が理想だと思うがなかなかめんどくさいことではある。私は虫歯が親知らずだったから今回は抜いて終わりというあっさりしたものだったが、これが永久歯だったらと考えると恐ろしい。保険適用内といってもお金もかかる。
結局お菓子は食べすぎず控えめに、飲酒は適量、たばこは控え、歯磨きをしっかりする。ああ、他にも親知らずが生えているのか聞くのを忘れた！
