雑記帳改めただの雑記だよ

起き抜けに水道水を飲んでいたのに、ミネラルウォーターの美味さに最近あらためて気づかされ、飲料としての水道水から離れている忘れっぽい若者が、ナチュラルにアノニマスに墨を磨る行為の良さを忘れないように…

メディアが苦手な大富豪

 

 カーク・コリアンというビジネスマンの評伝であり、自己啓発本だ。Amazonレビューに投稿している人が1人しかいないというなかなか珍しい本でもある。彼の取引した人物、ライバル、友人、女性など登場人物もやたら多く、大富豪なだけあって話も世界中に飛び、金額のデカい話のオンパレードでまさにアメリカンドリームではないかと壮大な夢を見させてくれた。

 トランプが好きという人にはつまらない男にみえるかもしれないが、彼は目立ちたがり屋とは真逆な人物でしゃべりも上手くない。それでも小さなビジネスから始め、失敗もするが大きな取引を何度も成功させ、莫大な資産を築き上げた。

 口がうまく調子がいいということで成り上がる人も多いが、コツコツ稼ぎ大きなものをしとめる彼の勘の良さは誰しもが真似できるものではない。本を読めばわかるが、彼はどんなにお金持ちになっても謙虚さを忘れず、ギャンブラーとしてディール自体を楽しんでいたようだ。お金があるからこそ、失敗を恐れず大きな賭けに出る。リスクを小さくするよりも、失敗しても次の獲物に狙いを定めて切り替える。

 1ヵ月前に読んだので内容はどこかに飛んでしまったが本の最後には自己啓発らしく彼の7つの教えが収録されている。正直そこだけを読めば彼がどうして無一文から資本家に成り上がったのかがつかめてしまう。ただ彼の人生模様は凡人には理解しがたいことのオンパレードなので物語として読むのをおススメしたい。

 私は本を読んでからすぐにポイント投資に保有ポイントを全部投入した。¥100にも満たない利益で取り出してしまったがまあ勝てた(1%ぐらい)

 残念なことにその次に12,000ほど投入したものは‐500辺りをうろちょろしている。いつまでも損を気にして引き出せないところに小心者たるところが出てしまっている。

 私は株がブームになっている時こそ小さいものは勝負から逃げた方がいいと思っている派だ。