雑記帳改めただの雑記だよ

起き抜けに水道水を飲んでいたのに、ミネラルウォーターの美味さに最近あらためて気づかされ、飲料としての水道水から離れている忘れっぽい若者が、ナチュラルにアノニマスに墨を磨る行為の良さを忘れないように…

ぼやき漫画

 スマホゲームばかりに集中していたせいで、はてなブログから長く遠ざかってしまった。 逆に言えば、リアルがそれなりに忙しく充実していた証拠だ。スマホゲームは完全にバーチャルであることはさておき、今日は雨が降っていることもあって一度も外に出ていない。だんだん霧がかかってもやもやしてきた窓の外を眺めている時間が長い、そんな日だ。私の部屋の窓からはそこそこ新しいマンションが見える。マンション住民の方々も今日は在宅が多いのだろう。灯りが灯っている部屋がいつもの土曜日よりも多い気がする。ただいつもより暗い日だから部屋を明るくしていることが目立つだけかもしれないが。

 私は家にいる時間が長いときは、生活に困らないならば自然の光に出来るだけ頼っている。まさに太陽さまさまで、電気代節約にもいい。ただ換気扇をかけることだけはケチらないようにしている。湿気が部屋に溜まると何かと面倒が増える。

 ここまでが部屋に独りでいて寂しい私のボヤキだ。考えてみれば今日はまだ誰とも会話していない。画面上の対戦相手に一方的に毒舌を吐いただけだ。コミュニケーションはもちろん成り立たない。多くのゲームにあるように、喜怒哀楽表現ボタンぐらいつけ足してくれればとも思う。

 性格が曲がっている私は、暇なときにやる遊びとしてSNSで知らない人のツイートを眺めることがある。私よりもはるかにアクティブに生活している方たちがたくさんおられる。最近驚いたのは、毎日1ツイートビジネスマンだ。彼によれば、100人中たったの1ツイートでも続けられない人が99人で、自分はたったの1人らしい。毎日仕事を効率よく進めるためのマインドが140字びっしり詰められている。書いてあることが本当ならば、お手本にしたいような人物だ。彼がTwitterに書き込んでいる姿をお見掛けしたいものだ。私生活でも子育てに全力投球し、子供からも学ぶ。出来の悪い部下の失敗も次につながるようにフォローする。自分の善い行いに酔うことで、先へ全力で進んでいく。

 ひねくれ者には分からない人だ。そうした分からない人のツイートを流し読みすることにはなんのメリットもおそらくない。気分が悪くなることの方が多い。なぜそれなのに観察したくなるのか。まあどこかで嫉妬や憧れみたいなものがあるからなんだろう。

 一気に窓の景色は真っ暗だ。まるでそんなことを考えるぐらいならば、携帯から目を離せというお告げの様だ。

 1ミリも漫画の紹介に進んでいないのでそろそろ性格の悪さを自戒するのはやめたい。

 

  表紙からもわかるようにまあ現代人とは程遠いタイプの男が主人公のギャグマンガだ。勝手に題名から寅さんの「男はつらいよ」を連想するのは私だけではないだろう。

 ざっくり言うと、江戸で武士を目指すという体で過ごしている青年が武士道学校に通うが、勉強熱心になるわけでもなく、つらいことからは出来るだけ逃げ、ゆったりと暮らしている話だ。これを読んだだけでイラっと来る人には本気でおススメできない。私の様に出来ることならば逃げつづけて、楽をしたい、だらだらしたいという人には共感ポイント満載のギャグ漫画だ。しかもギャグマンガはたいていそうだが、1話1話の内容が濃くてじっくりと読める。そして、春画に代表されるような江戸の文化にも触れられ、教科書で紹介されていた偉人であるハゲたおっさんたちもしょっちゅう登場してくる。

 とにかく1コマ1コマで得られる情報が多く、目を堪えて読んでしまうので漫画を読破するまでの時間がとても長い。まさにCPも高い漫画だ。

 私が出会ったのが連載終了してからということで終わりがあり悲しい。ただ何度も言うように1冊読むとお腹いっぱいになる漫画なので、長期間楽しめる。ただ逆に言えば、読み続けてしまうと日常生活に支障が出るのではというほどゆるゆるな主人公が描かれている。

 電子書籍ポイント30倍につられてすぐにカードに入れてしまうが、先週買った雑誌はまだ10ページも読めていない。