昔から映画を観るのは好きだった。そもそも映画を観ることが嫌いな人は出会ったことがないかもしれない。両親が映画好きということも少なからず影響を受けているだろう。
親の影響というのは強い。本好きな人はだいたい家に小さいころから絵本だったり小説が置いてあったのだろう。
逆に親がテレビゲーム好きだったら娯楽の時間はだいたいゲームをしていい過ごすことになるだろう。ゲームソフトの数が多い家と、本の数が多い家、子供にとって楽しい家はどちらなのだろう。
私の家には映画のビデオはあんまりなかった。週に一回レンタルビデオ屋さんに借りに行き、1か月に1回は映画に連れて行ってもらうという感じだろうか。
そろそろ1か月に1回映画を観に行くフレンズが欲しい。ここ数年一人で映画館に行くことがほとんどなのでなんだか感想を言いあえる人が欲しい。
せっかくブログを始めたので感想でも書いてみようかという程度の熱量である。
昨日観たのは「アルキメデスの大戦」だ。三田紀房さんの漫画を原作とした作品だ。
最近やたらと漫画が原作の映画が多いような気がするが、私にとってはうれしい。
漫画も大好きなので、映画を観てから漫画を読んでみるということが多々ある。
早速昨日映画を観た帰り道TSUTAYAに行きコミックレンタルしそうになった。
あいにく1巻が貸し出し中だったので、またの楽しみがにとっておくことにした。
ざっと背表紙のあらすじを読んだところ、コミックの3巻までで書かれている内容が今回の映画で描かれていたようだった。
この映画は戦艦がメインのお話なのだが、戦艦マニアになってしまいそうなぐらい戦艦がかっこよくスクリーンに映し出される。
映画館の大画面で観るべき映画だと開始5分で感じた。
長さも145分と邦画にしては長めだが、一秒たりとも眠くなるようなことはなかった。
以前長めの映画に挑戦したときはドキュメンタリー調だったので真ん中1時間ぐらい寝てしまったのだ。これも誰かと観に行けば防げることだろうに。
そしてキャストも私が好きな俳優さんばかりだった。菅田将暉 柄本佑 浜辺美波 笑福亭鶴瓶。この4人が絡んでいるシーンがかなり良かった。
菅田将暉が天才数学者という設定なので、数学好き、寸法を確かめることが好きというような、映画より数字が好きなんて方でも十分楽しめるのではないだろうか。
戦艦好き、数字好きの方はぜひ劇場に足を運ばれてはと思う。
私が観に行った時間帯が平日の午後だったからだろうが、年配のおじさん一人で見に来ている方も多かった。
客層としては若い方より、年配の方が多かった気がする。
私も昔おじいちゃんと二人で戦争物の映画を二人で観に行ったことを思い出した。
普段口数の少ないおじいちゃんだったので、見た後感想を言い合うみたいなこともなかったが、どこかアニメを観に行った時より嬉しそうだった。
夏休みは学生にとって過去の日本について知る良い機会だと思う。
歴史は人間が作るものだから、これからの日本を担う若者は少なからず昔を感じたほうが良いと思う。そして昔のことを語れる方は年々減っているのだからそうした機会を積極的に見つけるべきだと思う。
ただ改めて今回の映画を観て、平和な日常を大切にしていかなければいけないと感じた。
15分たちました。7月が終わる。