久しぶりにメルカリで本が売れた。サッカーのフリーキックについて大学の先生が科学的に解説している本だ。
十数年前に購入した本なので扱われている情報はだいぶ古い。何度も読み返していたのでもう知識は頭の中に入っているはずだと信じたい。
フリーキックなどのいわゆるセットプレーというものは、常にボールが動き続ける現代サッカーにおいて少々変わったものだ。
キッカーは誰にも邪魔されず自分のペースでボールを蹴ることが出来る。バスケのフリースローとは少し違うが、観客の声は自然と小さくなる。
日本で有名なキッカーと言えば、中村俊輔選手、本田圭祐選手があげられる。
二人とも左利きのキッカーであり、二人が代表戦にてボールの前で議論を交わした光景を覚えている方も多いのではないか。
最近話題になる久保建英選手も左利きのキッカーだ。彼は身長173センチと先に挙げた二人と比べると小柄なのだが、相当良いボールを蹴ることが出来る。
彼の凄さはなんといっても、ボールスピードの速さにあるような気がする。それこそメッシのスピードボールのような軌道を描いて、ネットに吸い込まれる。
サンチャゴベルナベウで直接フリーキックを決める日もそう遠くない気がする。
彼のシュートについて書かれたコラムを先日読んだが、どうも普通の日本人選手とは違い、海外の選手に近い蹴り方を彼は出来ていると書かれていた。
ただその蹴り方について、彼の口から今まで語られたことはないそうだ。企業秘密らしい。
ただ彼の10歳ごろの映像を見ても今とさほど蹴り方は変わっていない。サッカーがうまくなるには9歳ごろまでにどれほど技術を身に着けられたかで決まる。
ただ蹴り方について確実に言えることは、強いシュートを打つためには足首を固定し、出来るだけボールを叩くように蹴るということだ。
足首をロックさせて蹴ることは意外と出来ている子が少ないのではと感じる。
とにかくサッカーにおいて、足首は重要だ。足首が柔らかければ柔らかいほど良い。
それだけプレーの幅が広がる。
10分たちました。久保建英選手が気になる。